その後、当日参加した子供たち全員が一堂に集まり、ついにランウェイ撮影の準備が始まります。カメラの前でひとりずつウォーキングとポージングを行いますが、「ポージングをする時は、地面に貼ってあるバミリ(印)のところで止まってね」と、イベントプロデューサーで講師の半田誠さんが、導線について細かく説明をします。動画撮影・編集コースの子供たちも、「電源にコードを繋いできます」「三脚の高さ、バミリしました」と連携を取り合い、あっという間にセッティング完了。小篠ゆまさんがポータブルスピーカーで音楽をかけると、いよいよ撮影がスタート!
ランウェイでは、通常のウォーキングと、オリジナルのパフォーマンスを取り入れたものと二種類を撮影します。この時の動きは、子供たち自身が考えたもので、バレエのような動きを披露する子、サッカーのような動きをする子など、それぞれの個性がのびのびと表現されていました。
ポージングをとる場所を通り過ぎてしまったり、太陽の高さに合わせて撮影場所をずらしたりと、初めての挑戦に戸惑いや工夫を重ねながら、現場には笑顔の絶えない楽しい空気が満ちていました。動画撮影・編集コースの講師でディレクターの桑野徹さんが「オーディエンスも盛り上げてくださいね」と声をかけると、撮影を見守っていたスタッフや大人たちも、パフォーマンスに合わせて大きな拍手!ハウススタジオ3階のバルコニーからは、ヘアメイクやスタイリストコースの子供たちも顔を出し「かっこいいー!」とエールを送ります。