先生たちによる洋服の最終チェック!
スタイル画を描いて、完成したぬいぐるみと一緒にプロのカメラマンによる記念撮影
洋服が完成すると、最初にコシノヒロコさんが描いて見せてくれたスタイル画を、今度は自分たちで描いていきます。机の上に色鉛筆やサインペンを並べて、「この生地は何色で表したらいいんだろう?」「レースの模様を描くのって難しい」など、生地の色や質感をどうやって描いたらいいのか、みんな真剣な眼差しで自分のぬいぐるみを見つめます。スタイル画を描く途中で新しいアイデアがひらめいて、追加の材料を探しに行く子もたくさんいました。
最後は、講師の方々に洋服の最終チェックをしてもらいます。ぬいぐるみをひとりずつ持っていって、「襟がすぐに取れちゃうけど、どうしたらいいですか?」と質問したり、「ここは生地が剥がれやすいから、テープを十字に重ねて貼り直してみようか」とアドバイスをもらったりしながら、完成に向けて修正していきます。「素敵な帽子を作ったね」「ここにポケットも付けたの?すごい!」など、子供たちのアイデアに小篠ゆまさんもびっくり。「完成」マークをもらった子供たちは、最後にぬいぐるみと一緒の記念撮影。撮影は、パリ・ミラノで活躍され、現在も日本のトップクリエイターである写真家ZIGENさん!照明を浴びてプロのカメラマンの前に立つ時は、少し緊張気味でしたが、「今日私が着ている服と、お揃いの色で作ったの」と洋服を得意げに見せてくれる子がいたりと、世界にたったひとつの洋服を着たぬいぐるみを持った姿は、みんな誇らしげでした。